犬がチョコレートを食べると中毒を起こします。
なぜ、人間は中毒にならないのに犬は中毒になるのでしょうか?
- チョコレートがどうして犬に害になるのか原因は何?
- どのくらいの量を食べると中毒を起こすのか?
- 中毒ってどのような症状がでるの?
- 犬がチョコレートを食べてしまったときの対処法はある?
- どのタイミングで動物病院に連れて行けばよいの?
当記事では犬がチョコレートを食べると危険であることを上記のような視点からお伝えしていきます。
ぜひ、最後までご一読ください。
犬がチョコレートを食べると中毒症状を起こすのはなぜ?
カカオに含まれる”テオブロミン”という物質が原因です。
人間にとっては「集中力」「記憶力」「思考力」を高めるほか自律神経を調節してリラックスさせるよい効果をもたらしてくれるとチョコレートは位置づけられています。
その結果、中毒症状を発症してしまいます。
「カカオ」「カフェイン」の表記がある食べ物は、犬には与えないようにしましょう。
犬がチョコレートをどのくらい食べてしまったら中毒になってしまうのか
ダークチョコレートの場合、たったの10gで犬がチョコレート中毒になったとの報告がありますます。
犬がチョコレートを食べてしまったときの中毒症状とは
主に神経症状です。
- ハアハア、呼吸が速くなる
- うろうろと落ち着きがなくなる
- 吐き気や下痢
- ふるえや痙攣
犬がチョコレート(カフェインやカカオを含んだ食べ物)を食べてしまったら、このような症状が出る前にすぐに動物病院に行きましょう。
そうすることで、犬のチョコレート中毒を避けることができます。
犬がチョコレートを食べてしまったときは、中毒症状を起こす前の行動が重要
犬がチョコレートを食べてしまったら、できるだけ早く動物病院に行きましょう。
犬がチョコレートを摂取して数時間から72時間に中毒症状を発症するといわれています。
チョコレートが犬に悪さをする前に、胃の中にあるチョコレート吐かせることで中毒を避けることができるということを頭の片隅に置いといてください。
胃洗浄や点滴など、その場に応じた早急な処置が何よりも重要なのです。
自分の判断で、自宅で吐かせるような処置をすることは危険行為なので止めましょう。
犬を余計に苦しめる結果につながり兼ねません。
まとめ
犬はカフェインやカカオが含まれているものを食べると中毒を起こします。
体格や年齢によって差はありますが、チョコレートの種類によっては10g食べただけで中毒になった症例も報告されているのです。
犬がチョコレートを食べてしまったら、すぐに動物病院に行きましょう。
早急な処置を施すことで犬のチョコレート中毒を避けることができます。