猫の乳がん(乳腺腫)の末期症状はどうなる?そもそも発症率を下げる方法はないのか!?

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猫の乳がん(乳腺腫又は乳腺腫瘍とも呼ばれます)は、飼い主さんが猫を撫でているときにオッパイのしこりを発見され受診されることがほとんどです。

胸からお腹にかけて左側と右側にそれぞれ4~5個のオッパイがありますが、その中のどれか1つでもが腫瘍化(しこり)になっていれば乳がんの可能性があります。

猫の乳腺腫は、約9割が悪性といわれており早期発見が重要です

本記事では早めに対処して頂くことによって、多くの乳がんの末期症状は避けられることをお伝えしていきます。

ぜひ、最後までご一読ください。

猫の乳がん(乳腺腫・乳腺腫瘍)の末期症状はどうなるの?

猫の乳がんの末期症状は、肺に転移し肺がんを発症します。そのため、呼吸困難になり最悪の場合は安楽死することもあるのです。

その1つ前の段階では、腫瘍(しこり)がたまご程の大きさにまでどんどん大きくなって、最終的にはその大きな腫瘍(乳がん)は破裂してしまいます。

腫瘍が、化膿(膿んで)してしまったり破裂して出血したりと大変なことになる上に、猫自身の苦痛も極まりありません。

このような末期症状にならないために乳腺(オッパイ)のしこりを発見したなら、早期に対応すなわち動物病院へ行くことをおすすめします。

猫が乳がん(乳腺腫・乳腺腫瘍)の末期症状になる前にできることはあるの?

あります!

猫の胸から腹部全体をときどきマッサージしてみてください。左右のオッパオ周囲に固まり(しこり)を見つけたらすぐに動物病院で受診しましょう。

初めは本当に小さくゴマ粒くらいの大きさです。

猫のわきの下(1番上のオッパイの近く)と股(1番下のオッパイの近く)の部分にはリンパ節があって、乳がんの悪い細胞がリンパ節に入ってしまうとリンパ液と共に全身に回ってしまいます。

その結果「なんかしこりらしきものがあるな…」と思いながらも放置して様子を見てしまうと、1か所しかなかった乳腺腫が2か所、3か所とどんどん増え最終的には肺に転移して猫が苦しむことになってしまい末期症状を導いてしまうということになるのです。

とにかく、早期発見が予後を左右します。

猫が乳がん(乳腺腫・乳腺腫瘍)の末期症状になる前にどのくらいの期間様子を見ても大丈夫なの?

しこりを発見したら即、動物病院へ行きましょう。

様子を見るのは危険です。

上記の記事を読んで、それなら「1番上と1番下のオッパイだけを気にしてればよいじゃない」と思われましたか?

そうではありません。

1番上のオッパイにしこりが認められた場合、1~3番目のオッパイは関連しているので切除する場合1番上のオッパオだけを切除するだけでなく1~3番目のオッパイを切除します。

同じように5番目のオッパイにしこりを確認した場合、3~5番目のオッパイは関連しているので切除する場合は3~5番目の3つのオッパイを同時に切除する必要があります。

いいかえれば、3番目のオッパイにしこりを発見してしまった場合は、1~5番目のオッパイを全部切除する必要があるということです。

しかしながら、年齢や全体の健康状態によって麻酔に耐えられるか否かなどの問題もあるので、動物病院の先生とどのように進めていくかを相談していくことがとても必要ですよね。

しこりを発見したにもかかわらず「このくらいの大きさなら大丈夫」と思わずに早期に受診されることによって猫の予後が左右されるということです。

実際、飼い主さんが手術を嫌って様子を見たことで手遅れになった症例も正直ありました。

どのような治療を選択するか、獣医師とよく話し合って猫の苦痛が最小限になればよいと切に思います。

猫が乳がん(乳腺腫・乳腺腫瘍)の末期症状にならないための予防策はこれ!

生後2か月以降、できるだけ早期に不妊手術することで乳がんの発症率は劇的に減少します。

乳がんは女性ホルモンが多く関係しているため、早期に卵巣と子宮を取り除くことで乳がんのほとんどの発症を予防できるのです。

初めての発情前に不妊手術をするのと1回目以降の発情あった後に不妊手術をした場合と比べ、乳がんの発症率はに限りなく0%近く低くなるとの報告もあります。

しかも麻酔は、若いときの方が安全です。

まとめ

猫の乳がん(乳腺腫・乳腺腫瘍とも呼ばれます)の末期症状は肺に転移し肺がんとなり、呼吸困難となり苦しみもがきながら亡くなります。

乳腺腫(乳がん)の早期発見は、猫のあごの下からしっぽまで腹部全体をときどき撫でて、ブツブツしたしこりが無いかを確認してください。

もし、ゴマ粒程度でもしこりを確認したらすぐに動物病院で受診しましょう。

早期の不妊手術は、最も効果的な乳がんの予防法です。