トイ・プードル 10歳
多飲多尿で来院。
血液検査の結果、高脂血症と血糖値260。糖尿病の疑いがあるので3日後に再来院してくださいと伝え、低脂肪のフードをすすめた。
その後、一切連絡が無く1週間後に電話があった。
3日前から食欲が無くなったが、自分は高齢で生活保護を受けているのでインシュリンなどの治療は無理だしお金も出せないので、この子の寿命に任せようと思い連絡しなかったとのこと。
しかし、横たわってもう自力で立てなくただ息をしている愛犬を見ているのがつらいので安楽死して欲しいとの内容であった。
往診で伺ってみると、息をしているのかどうかもジッと凝視しないと分からないほど衰弱していた。
そこで、本人(犬)が呼吸困難で苦しんでいるなら安楽死の対象ですが本人(犬)が苦しんでいる訳でないのでペットカイロを試してみませんか?と提案した。
ペットカイロ施術1回目その場で立ち上がり、歩いて水飲み場に行ってのどが渇いていたのか水を飲んだ。
次の日、連絡があり「施術後フードは食べなかったが牛乳は飲んでくれた。でも今朝、眠るように亡くなりました。」と連絡があった。
猫 8歳
便秘で来院。レントゲン検査結果、巨大結腸であった。
お腹を触っても岩のような便の塊が触診できる。
施術の効果で、奥にあった岩のような固い便がほぐれたような感触があった。
4日後、退院時に下剤を処方した。
その後、飼い主さんに聞いてみたところ
「退院時は2日に1回下剤を飲ませて調整できていたが、1ヶ月経った今は毎日下剤を飲ませてます。それでも出ないときがあるので2錠飲ませるときもあります。」
とのことでしたので、ペットカイロを続けてみませんか?と提案したが、「もう少し薬で様子を見てみます。」とのことで現在は下剤のみで調整されている。
保護猫 多分17歳
子猫の頃から眼圧が高く出目金状態だったが、特に治療はせず今まで来たが施術をして欲しいとのことで来院。
との連絡を頂いた。
その後、ご来院されたとき眼球は腫れた状態で炎症も起こしていたため、消炎剤と抗生剤、降眼圧剤の点眼剤を処方し、同時に2回目の施術をした。
イタリアン・グレートハウンド 10歳
歩行困難。元気食欲あり。
前足が交差してしまい転びながら歩く。上を向けない。
あまりにもひどいので、
結果、走れるようになり後足の2足で立ち上がり首も上を向くことができ、おやつを催促できるまでになった。
施術前
施術後
猫 14歳
胃腸の動きが悪くて吐くことが続くため、1年前くらいから整腸剤で調整している。 レントゲン検査でも胃の荒れが確認されている。
ペットカイロ1日目:怖がって震えながらの施術。まったくリラックスしてくれない。
とのご連絡を頂いた.
胃の粘膜が上がるのに1週間位かかるので、吐かないのであれば、ペットカイロの施術をさせてもらえませんか?と提案し2回目の施術した。
しかし、またもや震えてまったくリラックスしてくれない状態での施術。
結果、吐きは止まっているが食欲は戻らないとのことで血液検査をした。検査結果は、異常は認められなかった。
猫18歳
口内炎があり、1ヶ月に1度のペースで来院。口内炎に効果がある新薬にも反応が悪く、抗生剤と痛み止めで対応をしていた。
食欲が無くなり、動きも悪いとのことで血液検査をしたが数値に異常は認められない。
2週間効く持続性の抗生剤の注射の処置後、1回目の施術した。
現在は、月に一度ペットカイロを施術している。
猫 17歳
子猫のときから慢性鼻炎でいつも鼻がグジュグジュしている。
足腰も弱って自分の体重を支えるのもおぼつかないほど、すぐによたよたとして座り込んでしまう。食欲が無くなったということで来院。
血液検査は異常なし。しかし、食欲が無いので皮下点滴をした。
飼い主さんに、入院してカイロの施術をしてみませんかと提案した。
お願いしますと任せて頂いたので、5日間連続施術をした。
入院中、もう1度だけ皮下点滴を したがその他はペットカイロ以外何も処置はしなかった。
食欲も戻り、モリモリ食べて大量の排便も確認できた。
飼い主さんはとても喜んでくださりました。
ラブラドール・レトリバー 36kg 13歳
股関節形成不全と他院にて診断され、痛み止めを飲んでいるが散歩をして5分もしないうちに座り込んでしまうということで往診依頼があった。
往診1回目のペットカイロ施術後:「立ち上がるのにモタモタしていたのが、すくっと立ち上がれるようになりました。お腹がボッタとしていたのが、キュッとしています。でも、やはり10分続けて歩けずに座り込んでしまいます。」とのことでした。
往診2回目のペットカイロ施術後:「小走りできるようになりました。立ち上がりもスムーズでお散歩で会うお友達にビックリされました。痛み止めも2日間飲ませていません。しかし、膝がまだ曲がらずロボットのように歩いています。」とこのとです。
往診5回目のペットカイロ施術後:「痛み止めを飲まさなくても散歩できるようになって座っているときのも膝が少し曲がるようになりました。徐々に効果が認められています。」とのお声を頂いた。
現在は、1週間に1度施術を続けられている。
ロング・チワワ 13歳
吐いて3日様子をみていたが、食欲が戻らないとのことで来院。腹部が膨れていたため、レントゲンを撮ると胃と腸にガスが溜まっていた。「食いしん坊なので何か食べてしまったかもしれません。」とのことで、腸の蠕動運動促進剤と皮下点滴をした。
次の日も食べないとのことで来院された。吐き気は止まったとのことなので、1回目のペットカイロと皮下点滴の施術をした。
とご連絡を頂いた。
柴犬 17歳
心臓に雑音があり、心不全の薬を処方するも絶対に飲んでくれない。飼い主さんも「もう年なのでこの子の寿命に任せたいので無理に薬を飲ませたくないです。」とのこと。
しかし、咳が一晩中続いて犬も飼い主さんも一睡もできなかったとのことで来院。
とりあえず、咳止めの注射を打った後ペットカイロをすすめて施術した。
何かあるといつもすぐに連絡をくださる飼い主さんから
と連絡を頂いた。
その後、今現在1ヶ月以上経つが何の連絡もないので咳は治まっているのであろうと思う。
保護猫 年齢不詳
猫を保護してから5年以上経つが、保護したときからクシャミと鼻水がずっとあった。今回、呼吸が速く苦しそうで、食欲もなくなり痩せて来たとのことで来院。
血液検査は異常は無いものの、レントゲン検査では肺炎を起こしている像と胃と腸の動きが悪くお腹の中はガスだらけであった。
皮下捕液(点滴)と腸の蠕動運動改善薬、ステロイドを注射した後に1回目の施術をした。
と、ご連絡を頂いた。
現在は、「なんとなくおかしいな?」と飼い主さんが思われたときに来院され、施術をし健康を保っている。