猫の膀胱炎の原因は何?細菌感染や膀胱結石など以外にストレスでも発症する!?

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猫の膀胱炎は比較的多くみられる病気で、年齢に関係なくどの年齢でも発症します。
猫の膀胱炎は再発することが多いようです。

なぜなら、食餌の内容(マグネシウムやリンなど)と猫の体質が反応して結石ができたり遺伝的な要因が関係しているからと考えられています。

猫の膀胱炎で原因がはっきりしている場合、「細菌感染」と「結石」がほとんどです。

それでは、猫の膀胱炎は原因がはっきりしない場合もあるということなのでしょうか。

当記事では、猫の膀胱炎の原因について考えていきたいと思います。
ぜひ最後まで、ご一読ください。

猫の膀胱炎の原因の1つに細菌感染がある

猫の膀胱炎の原因はまず細菌の感染が考えられます。

下痢をするなどして尿道から細菌が侵入することもあれば、トイレが汚れたままになっていて猫がオシッコを我慢してしまった結果膀胱炎になってしまうこともあるのです。

猫がオシッコを我慢し、膀胱の中に長時間オシッコが溜まっていると細菌が増殖しやすい環境になります。

また、猫が飲む水の量が少ないとトイレに行く回数も減りやはり膀胱の中に長い時間オシッコを溜めることになり膀胱炎の原因となってしまうのです。

猫があまり水を飲まないようであれば、固形のフードよりも缶詰のような水分を多く含んだフードの方がよいかもしれません。

動物病院に相談するのもよいかもしれませんね。

この細菌性膀胱炎を治療せず放っておくと、細菌が腎臓まで到達して腎盂腎炎という腎臓病になる可能性もありますのでしっかり治療しましょう。

猫の膀胱炎の原因の1つに結石がある

猫の膀胱炎でよくみられる原因が、膀胱の中にできる膀胱結石や尿道にできる尿道結石によるものです。一般に尿路結石と呼ばれています。

結石によって膀胱や尿道を傷つけられ炎症が起き、ときには目で見て分かる程の赤い血尿をすることもあるのです。

目では普通の色に見えるオシッコでも、尿検査をすると赤血球(出血)が認められることが多々あります。

猫の膀胱結石の中で多く見られるのがシュウ酸カルシュウム結石とストルバイト結石です。

結石ができる原因としては、動物性たんぱく質を多く摂り(食べ)過ぎることやミネラル(マグネシウム、リン、カルシウム)と猫の体質が反応することによると考えられています。

猫の膀胱炎はストレスが原因で発症することもある

ストレスが原因で猫が膀胱炎になることも多くあるといわれていますが、ストレスとはどのようなものでしょう。

  • 気温の変化
  • いつもいる人がいない
  • いつもいない子どもが夏休みなどで遊びに来た
  • ペットホテルに預けられた
  • 工事やカラスの鳴き声などのいつもない雑音が最近あった
  • トイレの掃除をし忘れて、トイレを我慢させてしまった

などが考えられますが、この他にも猫はたくさんのストレスを感じているかもしれません。

「猫が何度もトイレに行っているのに、オシッコが出でいないみたいです。」と、このような問い合わせをよく頂きます。

ほとんどの場合はオシッコが出ていないのではなく頻尿といって、ほんの少しずつ排尿している結果何度もトイレに通っていることが多いです。

これは、オシッコが膀胱の中にまだ残っているような感覚(残尿感)があるために何度もトイレに行くので、猫が何度もトイレに行くこの行動こそ膀胱炎のサインといえるでしょう。

猫が膀胱炎になるその他の原因

猫が膀胱炎になるその他の原因としては、「腫瘍による尿路閉塞」や「免疫力の低下」などが考えられます。

尿路を閉塞して(詰まらせて)しまうのは、結石だけでなく腫瘍(ガン)の場合も同様です。

また、ウィルス感染などで猫が風邪を引いてしまったリ他の理由で体力が落ちているときは免疫力が低下し細菌感染しやすくなります。

その結果、膀胱炎を発症してしまうということもあり得るので日頃から猫の体調には注意しましょう。

膀胱炎から腎不全になることも

まとめ

猫が膀胱炎になる原因は、

  • 細菌感染
  • 尿路結石や腫瘍(ガン)
  • ストレス
  • 免疫力の低下

などが考えられます。

膀胱炎を治療せず、そのまま放置してしまうと腎盂腎炎や水腎症などの腎臓病に発展してしまうこともあり得るのでしっかり治療をしましょう。