猫や犬に接することでオキシトシンやセレトニンという脳内物質が放出されることによって私達人間は癒されるということは研究により解っています。
- ペットによる癒しの心理的効果をもたらす脳内物質はどのような作用で放出されるのか
- ペットによって癒しの他にどのような心理的効果が期待されるのか
- ペットによる心理的効果によって人間の健康面への影響はあるのか
本記事では私達人間に対して、共に生活するペットである犬や猫が純真な心で接してくれることによってよい影響を及ぼしてくれていることをお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までご一読ください。
ペットである犬や猫の存在は人間へどのような心理的効果をもたらすのか
私たち人間はペットである猫や犬によって次ような心理的影響を受けています。
- 癒し
- 幸福感
- ストレス軽減
- やる気が出る
犬や猫と一緒に過ごすと幸せな気持ちになれますよね。寝顔を見ているだけで癒される方も多いのではないでしょうか。
また、子どもの育成への影響も多くの報告があるようです。
私達大人も経験があると思いますが子どもの頃、猫や犬を見て「可愛い!」と思ったことはありませんか?
動物が苦手なお子さんは別ですが…(笑)
ペットである猫や犬に癒される心理的効果は脳内ホルモン(オキシトシン)の働き
幸せホルモン、愛情ホルモンなどと呼ばれているオキシトシン。
お母さんが赤ちゃんを抱っこしたり触れたりするときに出ると言われています。
その他、見つめ合う(特に犬で見られる)行為によってもオキシトシンは分泌されるといわれています。
ペットである犬や猫にもたらされる心理的効果は健康面にも影響する
オキシトシンが分泌されると、セロトニンとフェニルエチルアミン(フェネチルアミンとも呼ばれる)物質が放出されます。
その結果、私達人間の健康面において数値に表され目で確認できるほどの効果が実証されているのです。
なぜ、そのような効果が現れるのでしょうか。
セロトニンは自律神経を整える作用がありリラックス効果やよい睡眠、ストレス軽減をもたらすことから血圧上昇や心拍数が抑えられるからです。
猫や犬との別れによってペットロス(負の心理的効果)にならないために
ペットである犬や猫は悲しいことに私たち人間よりも寿命が短く、必ずお別れするときがやって来ます。
そのため最後のお別れは悔いが残らないようにすることが重要です。
入院して病院で亡くなるのか、家族の元で亡くなるのか。
まとめ
ペットである犬や猫と共に過ごすなかで、スキンシップやアイコンタクト(特に犬)などの行為を通して「いとおしい」「かわいい」などの気持ちからオキシトシンは分泌されます。
オキシトシンが分泌されるとセロトニンやフェニルエチルアミンが放出され、身体によい影響を及ぼすのです。
人間医学の精神科での科学的根拠はまだ実証されていないとのことですが、私たちがペットである猫や犬に癒され元気をもらっていることは事実ですよね。
研究が進むことを心から願います。